Up 「数学を使う」をゴール概念にする文化 作成: 2010-11-20
更新: 2010-11-20


    「数学を使う」を数学学習のゴール概念にしているものは,一つの文化である。 すなわち,相対的な文化である。
    実際,「数学的リテラシー」の発信源 (震源) は,アメリカ,OECD である。

    相対的であることは,ほかの形があり得ることを見ればわかる。

    実際,数学学習のゴール概念はつぎのものでもあり得る:
      「徳の高い人間」
    「時代の流れに動じない・世事に流されない人間」
    数学 (学問) の精神も,「使う・使わない」で数学 (学問) をやっているわけではないというふうになる。
    わたしには,こちらの方が当たっているように思われる。