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「数学
で
」と「数学
を
」: 要旨
作成: 2009-09-08
更新: 2010-11-11
数学教育の<なに・なぜ>の考え方については,伝統的に,形式陶冶 (「数学
で
教える」) と実質陶冶 (「数学
を
教える」) の違いが立てられてきた。
傾向として,教育が数学教育を論ずるとき,その数学教育は「数学
で
」になる。
数学が数学教育を論ずるとき,その数学教育は「数学
を
」になる。
教育が論ずる数学教育が「数学
で
」になるのは,どうしてか?
数学がもたれていないので,殻(から)論の形で数学を語ることになる。 (
教育が数学教育を論じるときの数学
)
そして,「数学
で
」が,このときの殻論である。