Up 新規出口論登場の力学 作成: 2010-11-09
更新: 2010-11-09


    数学教育の営みは,営みを創出するしくみの機能の上に成り立つ。
数学教育
系の生命活動
    出口論主流は,系に「攪乱」をつくり出すという形で,この「系の生命活動」を担う:


    生命活動が下降し終焉を迎える局面になると,系は新規にライフを起こそうと動き出す。 すなわち,新しい出口論を求める。
    そして,新しい出口論をつくり出す。

    日本の場合,出口論は欧米 (事実上,アメリカ) が発信源になってきた。 実際,アメリカは,世界に向けて発信することを自らの役割と任ずる国である。

    この後,国内ではつぎの動きになる。
    先ず,新出口論に,<メッセンジャー>の役割を自任する者が応ずる。 役割行動として,新出口論を紹介する。
    これに,学界・教育行政・教育現場・教育ビジネスが呼応する。 ──新出口論主流の形成である。
    そして,新出口論主流の<攪乱─復旧>のライフサイクルに入っていく。