Up 出口論主流の意義は経済効果 作成: 2009-11-25
更新: 2009-11-25


    出口論には,経済効果がある。 そして,この経済効果は,出口論が独りで立っていられる (すなわち,対応する指導課程の存在を要しない) ことの説明になる。
    また,出口論は,親経済 (economy-friendly) の出口を主張し続けてきたという点においても,経済と密接に関わっている。
    出口論の意義・本質の論考は,「経済」の視点を欠くことができない。

    出口論の経済効果とはどのようなことか?
    考えやすいのは,例えば「問題解決」なら,「問題解決」を主題にした書籍や「問題解決」の記事・論考を掲載した雑誌の出版部数,「問題解決」をテーマにした研究会・研修会の開催の数である。
    「問題解決」が出されてから 30年になろうとしているが,この間「問題解決」が無かったら,これに代わって何があったろうと考えるほどである。 「問題解決」は,「問題解決」に応ずる指導課程を未だ現してはいないが,経済効果の点においては,既に申し分なく成功している。