Up 学校数学の「社会と個」 作成: 2008-10-06
更新: 2011-08-11


    つぎは,食物・運動の「社会と個」を学校数学に適用したものである:

    1. <数学を勉強する>は,個人にとって所与である。
      なぜ数学を勉強するのか?の理由は,「合理化」という形で後づけするのみである。
      「合理化」の形は,「人類スパンでの経験値蓄積」を想念する立場 (経験主義) からの,つぎのものである:
        よいからだづくりのために行うこととして,
         数学の勉強は優先度が高い。

    2. <数学を勉強する>は,個の形成──多様な個の形成──に与る。
      学習主体・学習環境の多様性が,この<多様>の契機である。