Up | 出口論主流の現前とその意味:系の生命活動──パラダイム論 | 作成: 2010-11-19 更新: 2010-11-19 |
出口論には,特別な出口論がある。 出口論主流である:
この種の出口論はただ一つであり,よって「出口論主流」である。 ──「主流」の意味は,「別格」「唯一無比」である。 出口論主流は,系に<攪乱─復旧>のバイオリズムをつくり出す。
そしてこれが,一つの出口論主流のライフサイクルということになる。 系は生命の持続を,つぎの形で実現している:
先ず,出口論主流の課題設定の論には,型がある。 それは,行為語「○○」(e.g.「コミュニケーション」) に対しつぎの論を展開するというものである: そして,つぎが<攪乱─復旧>のライフサイクルの内容である:
<同型・繰り返し>は,<系の生命活動>という視点から見ていかねばならないものである。 特に,「同じことの繰り返しから脱ける」タイプの批判は,自分が立っている地盤を否定する体(てい)であり,間違いである。 出口論主流に対して読むべきは,<同型・繰り返し>の意味である。 そしてその論は,パラダイム論である。 |