Up 「出口」と無縁 作成: 2014-06-27
更新: 2014-07-01


    学校数学では,出口論がつくられる:
      1. 学校数学を,人材養成の入出力装置に見立てる
      2. 出力内容を,出口論として論述

    この出口論は,結果の見届けを最初から想定しない。
    言いっ放しである。

    実際,出口論は,「プロジェクト」「箱物」がこれの位相である。
    出口論の機能性は「系の代謝のための攪乱」であり,「結果を負う」はそもそも「攪乱」の論理矛楯である。
    プロジェクト/箱物として起こりそして止むのみである。

    例えば「数学的○○」は,高らかに開始宣言され,うやむやに終わるというふうになっているが,実際,これが運用の正しい形なのである。