Up 「授業の差異/格差」のタイプ:要旨 作成: 2014-03-27
更新: 2014-04-07


    自分の学校数学の勉強とこれの得は,他と比べてどんな?」「自分の場合をどう受けとめたらよいか?」の不安のもとは,「差異/格差」の意識である。
    そして,「差異/格差」は,現実である。

    「差異/格差」は,いろいろな視点で捉えられるところとなる──教師,学級,学校,地域,時代,等々。
    そして,視点が違えば,比較する内容およびその表現が,違ってくる:
      「教師」だと,授業力,生徒統率力とか,これられの根底に考えられてくる体力・知力,教養,経験値とかが,主題に上ってくる。
      「学級」だと,生徒の全体的成績レベル,問題児童の存在とかが,主題に上ってくる。
      「学校」だと,伝統・文化,教員構成,施設とかが,主題に上ってくる。
      「地域」だと,先進・後進,過密・過疎,個人的・共同体的,気候とかが,主題に上ってくる。
      「時代」だと,時代色,自由・強制,順風・逆風,景気とかが,主題に上ってくる。