Up 人材選別 作成: 2014-03-16
更新: 2014-03-16


    すべての個を<「数学の勉強」に付いて行けた高さ>の順に整列させる様を,図にしてみる:
    この図は,学校数学の難易度に応じてつぎのように変わる:
易しい

難しい

    「難しい」の図は,学校数学による「人材淘汰」のイメージになる。
    この「人材淘汰」の機能は,学校数学の系の含蓄である。
    実際,学校数学はこれを中心機能とするのであり,その他の機能はこれに随伴してくるものである

    いまは,上級校進学が普通化した時代である。 「淘汰」の機能は,この状況では,低下する。
    実際,「上級校進学を普通のことにする」は,「学校数学のレベルを下げる」を含意する。 そして,「学校数学のレベルを下げる」は,「淘汰機能を下げる」を含意する。

    一方,《「人材淘汰」が学校数学の系の中心機能》は,つぎを含意する:
     《 淘汰機能低下の状況に際しては,学校数学の系は淘汰機能復元の動きをする》
    実際,コース選択制,「進捗別授業/習熟度別授業」の動きを顕著にしてくる。