Up 「授業運」受容の様相:要旨 作成: 2014-04-17
更新: 2014-04-17


    ひとは,「授業運」を「所与」にする。
    「授業運」をどのように受け取るかは,授業に対する関心・理解・知識に依存するが,ひとは「授業」の素人だからである。
    「授業」の素人は,自分の出遭う授業が「授業」になる。

    また,ひとは,「運」には「他と比べてもしようがない」で応ずる。
    他と比べる」をやるのは,疲れることだからである。
    さらに,<自分を他と劣ることがないようにする実践>に自分自身赴くことなどは,思いもよらないことだからである。
    この<疲れる>や<没主体>を,意識ないし無意識が見越す。

    そして,ひとは,「差異/格差」に対しては,これを割り引くことを知っている。
    実際,この考え方は当たっている。
    学校数学で「よい授業」は,ことばでしか存在しない。