Up 経験の有無 作成: 2014-03-20
更新: 2014-03-21


    個の一つの経験は,以降その個にどのような意味をもつことになるか?
    どのような意味であれ,その経験が自分のものになったたということは,ならなかったこととの対比で,「運」になる。
    《経験がそれであったために,別の経験を失した》という構図も,ここにはある。
    実際,「経験の有無」が「経験を失する」と表裏でなければ,「運」の思いに進むことはない。

    「経験の有無」は「運」の見立てにのる。
    本論考は,「学校数学の勉強は何のため?」 の最終章を,「授業運」にする。
    そして,つぎがこのときの本論考の思いである:
      《個の次元では,授業は「経験の有無」のことになり, 「運」になる》