Up 学校数学は, 安定系 作成: 2014-02-19
更新: 2014-02-27


    学校数学は,関係性の系である。
    この関係性のノードには,様々なものが収まっている。
    「様々」の意味は,主題領域が経済学,社会学,生態学,物理学等に及ぶということである。
    そしてそのノードには,特に個々人の<生きる>がある。
    学校数学が動くとは,関係性の系が動くということであり,特に個々人の<生きる>が作用を受けそして反作用するということである。

    系が大きく複雑系であるほど,系は容易に動かないものになる。
    ミクロには,絶えまない運動がある。
    しかしマクロでは,変化を現さないものになる。「安定系」を示す。

    学校数学はずっと「改善・改革」が唱え続けられ,しかし全体として変わり映えしない。
    それは,系が大きく複雑系だからである。