Up 勉強する者すべての得」になる形式 作成: 2013-09-12
更新: 2013-09-16


    本論考は,「学校数学の勉強の得は?」に対し「得は形式」と答える。
    ここで,「得は形式」を言うことは,つぎを言うことである:
      学校数学を勉強すると,
       外界のこれこれの形式が自分に届くようになる。

    「個人依存」ということでよいなら,つぎも答えになる:
      学校数学を勉強すると,
       外界の数学的形式が自分に届くようになる。
    「数学的形式」には,例えば代数的構造の名前をズラーと書き並べる。

    しかし,「得は形式」は,勉強する者すべてに対する答えとして立てている。
    「数学的形式」「代数的構造」みたいのは,ストレートには使えない。

    実際,勉強する者すべてに対し答えとなる「得は形式」の場合,形式の「複雑」レベルは,「学校数学の無用の用」「授業等価」の相にまでひき上がる。
    ここでは,「形式」をどのように考えられるか?というところで,早くも立ち止まってしまう。