Up 外と内では, 「形式」記述がどう違ってくる? 作成: 2013-09-12
更新: 2013-09-12


    「外なる形式」を述べるとは,「外界のこれこれの形式が,自分に届く」を述べることである。
    実際にこれを述べることは,一見難しいように思える。
    しかし,単純に,つぎはこれの一つである:
      外界の数学的形式が,自分に届く。

    「内なる形式」の考え方だと,ここはつぎのように言うところである:
      カラダの内なる数学的形式が,世界を数学的に認識する。
    両方に「数学的形式」があるが,「数学的形式」の記述はそれぞれで違ってくるのか?
    違ってくるのである。

    外界の数学的形式が届く自分は,空のイメージでもよい。
    一方,世界を数学的に認識する数学的形式を内にもつ自分は,ひどく物入りの相になる。

    数学的形式が外界に属していれば,それは多種多様いくらあってもよい。
    一方,数学的形式が自分に属するものならば,それは「貯め込んだ分だけ」となる。

      例えば,前者の場合,代数的構造の名前をズラーと書き並べることができる。
      後者の場合,これはできないことである。