Up 比較:「内なる形式」の記述:要旨 作成: 2013-09-10
更新: 2013-09-11


    「形式陶冶」のことばは,「形式」が「カラダの内なるもの」にされていることを示す。 この「内なる形式」を立てるのは,表象主義である。

    本論考は,反表象主義で,「形式」を「外なる形式」として立論しようとする。

    「内なる形式」をここで取り上げようとするのは,立論の比較のためである。
    特に,反表象主義が「内なる形式」を立論しようとしたらどうなるかを,押さえるためである。

    反表象主義で「内なる形式」を立論しようとすることは,構造的に自家撞着である。 反表象主義「内なる形式」は,最初から無理な立場である。
    この無理を思考停止して推していくとき,その立論はどうなるか?
    これを確認しようというわけである。