Up 現前が形式の潜在性である理由 作成: 2013-10-01
更新: 2013-10-01


    現前は,法則の現象である。
    現前の多様性は,法則と多様な素材 (これも法則の現れ) が複合している相である。

    翻って,多様性のもとには,<同じ>がある。
    この<同じ>が,「形式」である。

    形式は,多様性を現すところの外装に隠されるふうになる。
    学習経験が,形式が届くカラダをつくる。
    逆に,このカラダがつくられていないうちは,現前から自分に届くものはそれの外装である。
    外装を形式を隠すノイズと考えれば,「ノイズの中に棲む自分」の絵図になる。