Up | 『数学教育学は,蓄積と無縁』 | 作成: 2014-11-13 更新: 2014-11-13 |
「学校数学は是非・進歩と無縁」を導いてきたロジックは,そのまま「数学教育学は是非・進歩と無縁」を導くものになる。 数学教育学は是非・進歩と無縁」は,特に『数学教育学は蓄積と無縁』である。 数学教育の学会が活況を呈しているとき,その活況は一般参加 (素人参加) が成っている様である。 数学教育学が蓄積でつくられるものになることは,一般参加 (素人参加) を成らなくすることである。 こうして,学会の活況は,「蓄積と無縁」が条件になる。 数学教育学のある学会の研究大会は,修士学生の参加を中心にすることで,大会を盛んにすることに成功している。 《修士学生の参加が中心》は,何を意味している? 「蓄積と無縁」である。 実際,学会誌の方は掲載論文の本数が極度に少ない状態を続けているが,これは「蓄積」重視の方針をまだ保とうとしているためである。 |