Up 「是非/進歩と無縁」の導出 作成: 2014-09-07
更新: 2014-09-21


    学校数学のマクロ現象は,共時的と通時的の2通りが立つ。
    対応して,マクロ学が捉える学校数学のマクロ現象パターンは,共時的と通時的の2通りがある。
    但し,共時的パターンにしても,これが繰り返し現れるのを観て意識対象になるわけであるから,通時的と言える。

    共時的パターンでは,特に「学校数学の多様性」(「何でもあり」) が観取される。
    通時的パターンでは,特に「学校数学の反復性」 (「同じことの繰り返し」) が観取される。

    「何でもあり」からは,「学校数学は是非と無縁」が導かれてくる。
    「同じことの繰り返し」からは,「学校数学は進歩と無縁」が導かれてくる。
    そして二つ合わせて,「是非/進歩と無縁」となる。