Up 「何でもあり」を現す 作成: 2014-11-12
更新: 2014-11-12


    学校数学は,多様な<生きる>が全体で均衡している系である。
    学校数学の現前は,多様な<生きる>が全体で均衡している相ということになる。
    さて,その相はどのようか?
    「何でもあり」を現す。

    即ち,学校数学に対する「よい」は,人さまざまである。
    ある者の「よい」は,他の者の「わるい」になる。
    それくらい,人さまざまである。

    どうしてこうなるのか?
    <生きる>の意味が,「自分の遺伝子を残す──その限りでの自分の保守」 だからである。
    「よい」とは,個にとっての「よい」であり,そしてそれは,自分の<生きる> (「自分の遺伝子を残す──その限りでの自分の保守」) の実現のことである。
    そしてこれを果たそうとすることは,他の個と衝突し対立することである。