Up 自己維持──<攪乱と均衡回帰>で代謝 作成: 2014-07-26
更新: 2014-09-17


    学校数学を臨む視座を「学校数学=生態系」まで退く。
    系の現前は,系が自己維持する系であることを含意する。
    そして,自己維持は,自己維持のメカニズムの存在を含意する。

    「学校数学=生態系」は,攪乱と均衡回帰の繰り返しを現す.
    この攪乱と均衡回帰は,系の代謝になっている.

    以上のことを,本論考はつぎのようにまとめる:
      「 「学校数学=生態系」は,攪乱と均衡回帰の繰り返しを代謝メカニズムにして自己維持する系である.」
    学校数学を臨む視座を「学校数学=生態系」まで退くと.「学校数学は,自己維持する系であり,それ以上でも以下でもない」になる。