Up 合理系──力学系 作成: 2014-05-29
更新: 2014-05-29


    学校数学を「なる」の視点で捉えることは,学校数学を「複雑系」の視点で捉えることである。
    ここで,「複雑系」の「複雑」は,「混沌」ではない。
    「複雑系」は合理系で,その理はシンプルなものだ,と捉えることになる。
    「複雑」は,「シンプルな理の重畳の相」と理解される。
    特に,「なる」は,合理の結果である。

    この合理系のイメージは,力学系である。
    「なる」は,力学的法則の実現である。

    こうして,学校数学を「複雑系」で捉えることは,学校数学を「合理系」「力学系」と捉えることである。