Up 学校数学は何をするもの?」が求めていない答え 作成: 2010-07-14
更新: 2013-06-10


    学校数学は,所与である。
    ひとは,目的論/存在理由論の形で,これを理解しようとする。
    本論考はこれを退け,現象論を用いるとした。
    そして,現象を探求しようとする問いの形を,「学校数学は何をするもの?」とした。

    この問いは,学校数学が目指しているものをききたいのではない。
    意図・理念をききたいのではない。
    現(うつつ)が何ものなのかを問うのである:
      現前の学校数学は,何をしていることになるのか?