Up <わかる>とは 作成: 2012-09-19
更新: 2012-10-20


    数学の勉強は,個々には,ある主題の勉強である。 勉強の<わかる>とは,個々には,ある主題の勉強の<わかる>である。

    <わかる>とは,主題の意義がわかり,主題の内容が身につくということである。
    主題の内容が身につくとは,自らこれを作れるようになる・使えるようになるということである。
    「自ら」が,要点である。
    <ひとに手助けしてもらって作れる・使える>は,まだ<わかる>ではない。

     例 : 「分数」の勉強における「分数の積」の<わかる>は,数学的には,分数表記の文法,記号「×」の文法,積の公式を導く推論等を,自ら示せることである。
    「微積分」の勉強における「接線」の<わかる>は,数学的には,「局所的に線形」の意味,関数グラフの接線と関数の変化率を関係づけるロジック等を,自ら示せることである。

    教員は「できる子・できない子」を簡単に口にする。
    それは,<わかる>をわかっていないためである。 <わかる>を生半可に考えているためである。
    実際,<わかる>の視点に立てば,「できる子」などいないのである。