Up 「学」: 要旨 作成: 2016-01-18
更新: 2016-01-18


    数学教育学は,「数学」と「学」の捉えが必要になる。
    実際には「捉える」は無理であるから,「捉えを課題にする」をスタンスにする。

    このときの「課題にする」は,「最優先課題にする」である。
    実際,「数学」と「学」の捉えの無い数学教育学は,ロジックとして,あり得ないわけである。

    どうすることが「数学」「学」を捉えることになるのか。
    ただただ「数学」「学」をやることである。──この他にはない。

    「学」をやるとは,何をすることか。
    「学比較学」をすることである。
    「一事が万事」に倣えば「数学」をやることは「学」をやっていることになるが,実際はそうはいかない。
    「数学教育学の基礎学」としてこれまで挙げてきたような学をいろいろ経験することが,要る。