Up | 数学学習の普遍──探求の快楽 | 作成: 2015-12-05 更新: 2015-12-09 |
動物の行動は,意味・目的をもたない。 行動は,そのときの情動の解発(release) である。 「勉強の普遍」は,「情動の解発」のレベルの勉強である。 自ずと欲してこの行動になるところの勉強である。 そして,続けて同じ行動に向かうことを説明する概念は,「執着」である。 勉強は,執着がもたれて,継続する。 どんな位相の勉強が,この勉強になるか? これを定めることが,「勉強の普遍」を定めることである。 「数学学習の普遍」を定めることである。 本テクストは,「勉強の普遍」を,「探求」に定める。 探求は,探求のための探求である。 即ち,報酬を求めない行動である。 報酬を求めない行動であるということは,報酬がない行動ということではない。 探求の報酬は,開眼 (「目から鱗」) である。 世界の獲得である。
勉強が継続されるものになることの説明は,どうなるか? 「探求」から起こす説明は,つぎのようになる:
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