Up 「普遍」の考え方 : 要旨 作成: 2016-02-12
更新: 2016-02-12


    普遍学は,哲学的には「超越論 transzendental」である。
    「超越論」のことばには,「いかんともしがたい観念論」の響きがある。
    こうなるのは,「超越」が「一回超越」のようにイメージされるからである。
    即ち,「超越論的直観主義」となるわけである。

    本論考は「超越」を操作的に定義する:
      1. 「普遍」の無限溯行
      2. 「普遍」レベル
    《「超越論的直観主義」の類とは無縁》が,この操作的定義の趣旨である。