Up 共生の相互作用 作成: 2016-02-11
更新: 2016-02-14


    生物の在り方は,共生 (「共に在る」) である。
    共生は,生物が相互作用する在り方である。

    AのBへの作用は,《Aが自分のことをBに教える》である。
    <教える>は,このように存る。
    特に,<教える>は,<生きる>の含蓄である。
    そしてこの意味で,<教える>は,共生系/生態系の含蓄である。

    <教える>は,個の「生態系における<主体>」の位相である。
    <主体>は,個の「生態系を支持する個」の位相である。

      個は,「こんにちは」の挨拶をするとき,そのことで「自分の生活の系を支持する主体」である。
      「こんにちは」の挨拶は,ここで謂う<教える>──自分のことを教える──である。