Up 学会の業務 : 要旨 作成: 2015-10-14
更新: 2015-10-14


    学会の契機は,大学教員職の《学術論文の本数で競争》である。
    学会の意味は,「学術論文を自前で出すところ」である。
    学会は,学術論文の本数を稼ぐ手段としてつくられる。

    《学術論文を自前で出す》は,自分勝手にはできない。
    社会から認知されることが必要になる。
    学会に対する信用は,学会の内部論文に対する学会の品質保証に対する信用である。
    こうして,厳格な論文審査システムの構築へ進む。

    学会はまた,活動域の広さ──端的に国際的かどうか──で評価される。
    「国際的」は「世界標準」に通じるからである。
    そこで,学会はつぎのことに努める:
    • 世界標準の学術論文を順調に出し続ける
    • 国際交流を密にして,その時々の「世界標準」をつねに押さえている
    そしてこれは,内部論文の審査にフィードバックされることになる。