Up 「教える」の位相──個陶冶と員陶冶 作成: 2017-07-24
更新: 2017-07-24


    ひとの行為は,個と集団の員の二面性である。
    行動形態・目的意識の上に,個と集団の員の二面性が現れる。

    「数学を学ぶ」の<個的>は,動機「己を知る」である。
    「数学を学ぶ」の<員的>は,動機「集団の員になる」である。

    行為「数学を学ぶ」に対し,行為「数学を教える」が立つ。
    「数学を学ぶ」の個・員二面性に,「数学を教える」の個・員二面性が対応する。

    「数学を教える」の<個的>は,動機「個の陶冶」である。
    「数学を教える」の<員的>は,動機「員の陶冶」である。