Up | 数学へ | 作成: 2017-07-31 更新: 2017-07-31 |
しかし,「生きるとは何か?」の問いは,形而上的過ぎて持ち堪えられない。 そこでこの問いを,「自分が生かされている世界,それは何なんだ?」の問いに変える。 形而下の問いに変えるわけである。 ひとの<自分が生かされている世界>は,「自然」「社会」である。 ところで「社会」は,ひとの自然である。 そこで,「自分が生かされている世界」を「自然」の意味にする。 このとき「自然」には,つぎのことばが妥当する部分がある:
<生きる>の探求に向かう個は,「自然の書」を読みたい者である。 この個は,「自然の書は数学の言語で書かれている」のことばを聞くと「数学を勉強しなければ!」と反応する者になる。 こうして,<生きる>を探求する個は,数学にアクセスする。 |