Up 商品経済社会のモジュールになる 作成: 2017-07-25
更新: 2017-07-25


    学校数学は,公教育の中にある。──公教育の一部である。

    公教育は,集団 (「国」) の員 (「国民」) の陶冶である。
    公教育の役割は,「員の陶冶」の次元で国策を実現することである。

    この国の体制は,商品経済である。
    そしてその商品経済は,「グローバル」のステージに進んでいる。
    国策は,「グローバル商品経済世界で勝つ/負けない」になる。
    公教育の役割は,「グローバル商品経済世界で勝つ/負けない人材をつくる」になる。

    学校数学は,このような公教育の一部である。
    学校数学は,PISA (OECD生徒の学習到達度調査) の結果に敏感でなければならない。
    それは,グローバル世界で勝つ/負けない人材をつくることが,学校数学に負わされているからである。
    数学教員は,全国学力テストの数学テストの結果に敏感でなければならない。
    それは,グローバル世界で勝つ/負けない人材をつくることが,数学教員に負わされているからである。