Up | 善悪イデオロギー vs「共生」科学 | 作成: 2023-08-30 更新: 2023-08-30 |
そして悪を駆除しようとする。 科学は,ひとが立てる悪に,存在の理由を見る。 さらに,つぎのことを見出す:
悪の駆除は,共生関係の破壊である。 それは,生態系の破壊ということになり,ひとが善と思っている存在を巻き込む。 ひとは,このことを知らない。 ひとは,善悪のイデオロギーにつく。 どうしてこうなのか? 「共生」の思想は,金を生まない。 金を生むのは,「悪を駆除」のイデオロギーである。 こうして,「悪を駆除」を宣伝する者が現れ,そしてひとはこれに金を払う,となる。 ひとにとって大事なのは,存在の意味ではない。 <経済効果>である。 ひとは,生物として,生きることが定めである。 そのために生業を立てねばならない。 そして,ひとが生業を立てられるようにするのが,<経済効果>なのである。 こうして,巷には,虫駆除,雑草駆除,菌駆除の薬物商品が溢れかえる。 ひとはこれらに惜しみなく金を払う。 このときの肝要は,自分の体が膨大な生物の系であることを,見ないことである。 体の常在生物を気持ち悪がると,精神障害になる。 さらにこれらの駆除に及べば,体を壊すことになる。 さて,放射線治療だが,ひとがこれを受け入れるのは,これを虫駆除,雑草駆除,菌駆除と同じものに見るからである。 ひとはそのように洗脳されている。 ひとは放射線治療をありがたがり,医療は彼らから金を取れる。 しかし,ひとが立てる「癌細胞」と「健常細胞」の関係は,共生である。 「癌細胞」の破壊は,「健常細胞」を巻き込む。 生態系である体の破壊になる。 よくよく吟味すべし。 医療は,善悪イデオロギーを用いる商いの一つである。 医療は宗教と似てくる。 それは,善悪イデオロギーを用いるからである。 善悪イデオロギーを用いる者は,あぶない。 彼らに騙されないこと。 そして彼らの騙しから身を守るものが,「共生」の科学である。 「共生」の科学につくべし。 |