Up /dev/video0 作成: 2021-02-27
更新: 2021-03-01


    「カメラが使える」とは,現象的には,カメラがデバイス /dev/video0 になることである。

    こうなるためには,こうなるよう設定しなければならない。
    それが「カメラの有効化」の設定である。

    「カメラの有効化」を設定している RaspberryPi に,カメラを接続する──カメラにつないだカメラケーブルを,RaspberryPi のカメラケーブルソケットに差し込む。
    そして RaspberryPi を起動する。
    すると,カメラが認識されて,/dev/video0 がつくられる:
      ~$ ls /dev | grep video
        video0 video10 video11 video12 video13 video14 video15 video16
      $ v4l2-ctl --list-devices
      bcm2835-codec-decode (platform:bcm2835-codec): /dev/video10 /dev/video11 /dev/video12 /dev/media1 bcm2835-isp (platform:bcm2835-isp): /dev/video13 /dev/video14 /dev/video15 /dev/video16 /dev/media0 mmal service 16.1 (platform:bcm2835-v4l2): /dev/video0

    /dev/video0 は,カメラが認識されてそれのデバイスとして作成される。
    「カメラ有効化」の設定をしたら現れるというものではない。
    カメラをつなげてそれが認識されたとき現れる,というものである。

    /dev/video0 は,RaspberryPi が起動中でのカメラケーブルの抜き差しでは,消えたり現れたりするものではない。
    boot のときにカメラが認識されると,つくられる。
    boot のときにカメラが認識されないと,つくられない。


    実験
    mjpg_streamer を起動し,動画が配信されることを確認し,そして停止。
    RaspberryPi が起動中のまま,カメラケーブルを抜き,また挿す。
    そして,mjpg_streamer を起動する。
    さて,このときどうなるか?
    つぎの3通りが観察された:
    1. mjpg_streamer が正常起動する
    2. mjpg_streamer が正常起動しないが,システムは表面上問題なし
    3. システムがフリーズする
    a, b, c の分かれ目がどんなタイミングに因るのかは,不明。






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