Up コンフィギュレーション── motion.conf の編集 作成: 2021-01-27
更新: 2021-02-10


    $ sudo vi /etc/motion/motion.conf

    設定例
      daemon off
      stream_localhost off
      norm 1
      width 320
      height 240
      framerate 10
      locate_motion_mode off
      threshold 6000
      event_gap 30
      max_movie_time 20
      snapshot_interval 0
      output_pictures off
      target_dir /home/pi/Documents/motion

    target_dir は,Motion の作成画像が置かれるディレクトリを指定するパラメータ。

    motion.conf


    設定項目一覧
    daemon on
      motionをデーモンとして起動

    norm 1
      映像信号の規格を指定
        0 (PAL), 1 (NTSC), 2 (SECAM), 3 (PAL NC no colour)
        デフォルトは 0
      日本の場合は NTSC 640×480 なので 1 にする。


    target_dir [ディレクトリ]
      動画と静止画を保存するディレクトリを指定。
      デフォルトは,/var/lib/motion

    stream_localhost off
      撮影画像をリモートのブラウザで見るときは,off にする。
      ブラウザからの画像へのアクセスは,
        http://[IPアドレス]:8081

    threshold 1500
      動画を検知する閾値
      デフォルトは1500 ──ただしこの値だと頻繁に検知することになる
      検知しようとする対象に応じて設定
    event_gap 60
      60秒以内の<動く・停まる>の変化は,一つの連続したイベントと見なす。
      デフォルトは 60。

    rotate 0
      画像が正立する角度を書く──0, 90, 180, 270
    width 640
    height 480
      LINE 送信での最大は,それぞれ 1024

    output_pictures on
      動きが検出されたとき,静止画を記録するか──デフォルトはオフ
    snapshot_interval
      静止画のキャプチャーをする間隔を設定 (秒単位)
      例えば 1分おきの記録だと
        snapshot_interval 60
      使わないときは「0」
        snapshot_interval 0

    ffmpeg_output_movies on
      動画を記録──必要がなければオフに
    ffmpeg_video_codec mkv
      動画の保存形式
      デフォルトは mkv ──これで問題なし
    framerate 20
      最小値 2,最大値100
      LINE 送信の場合は,最小値の 2 に設定
    max_movie_time
      録画時間のデフォルトは無限大。
      時間制限──例えば 20秒──するときは,
      max_movie_time 20

    locate_motion_mode on
      動体を枠あるいは「+」で示す
      形と色は,つぎの locate_motion_style で指定
    locate_motion_style redbox
      box (白枠), redbox, cross (白+), redcross
    text_double on
      動画の右下に表示させる検知日時のフォントサイズを大きくする