Up 牧野AI 作成: 2024-06-04
更新: 2024-06-04


    この度,撮影した野草の名を調べようとして,Google 画像検索を試した。
    その Google 画像検索だが,以前はまったく使い物にならない──トンチンカンな答えを返してくる──ものだったのだが,この度はずいぶん参考になるのである。
    即ち,ピンポイントの答えは返ってこなくても,類縁が示される確度が高くなっていて,ずいぶん参考になる。

    これは植物画像認識 AI が,地道に学習を進めて来た結果,だいぶ賢くなってきたということである。
    そして AI の画像認識能力は,学習時間に対し比例関数的ではなく指数関数的に向上する。
    よって,植物の画像を投稿したらそれの名前を教えてくれる AI が,もうじき現れる。
    ひとは,これを「牧野AI」と呼ぶことになる^^


    しかし,ひとが牧野AI を使うと,牧野 AI は間違った答えを返してくる。
    それは,投稿画像が悪いのである。
    植物を同定する要所を知らないので,漠然とした画像を投稿してしまう。

    巷は,写真画像で植物を示す「植物図鑑」がいっぱいである。
    写真画像を使うのは,簡単だからである。
    その「植物図鑑」には,書籍と Webサイトの2形態がある。
    書籍の特徴は,「ある程度網羅的」ということになる。
    Webサイトの方は,雑多である。
    しかしともに,実用にはほど遠い。
    漠然とした画像を載せて満足している(てい)だからである。

    特に書籍の方は,紙幅の限界から,小さな漠然とした画像を載せるしかない。
    調べたい植物をその一冊で同定するということは,土台無理なことなのである。


    知るべし。
    植物種が同定できる画像は,1枚では足りない──数枚でも足りない。
    容姿の典型が推し測られるには,個体差を示した画像がたくさん要る。
    葉・茎・花・根・種子等の典型が推し測られるには,いろんな角度から,そしていろんな倍率で示した画像がたくさん要る。

    植物は,同一種のなかにも,個体差が大きい。
    環境によって高さ10cm だったり 2m だったりというのは,ふつうのことである。
    牧野AI は頭がいいから問合せの画像をそんなに用意しなくてもよいだろうが,それでも画像は要所を示したものであることが必要である。


    ところで Google の画像検索だが,複数の画像をセットにして検索できる機能にはなっていない。
    ワードによるネット検索は,複数のワードをセットにすることができ,これで検索がうまくいく。
    ということは,Google の画像検索も,そのうち複数画像をセットにすることができるようになる──その作業を進めている──ということである。