人間とロボットの関係の論では,アシモフ (Isaac Asimov, 1920-1992) の「ロボット3箇条 (Three Laws of Robotics)」(1950) を引用することが定番になっている:
第一条
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ロボットは人間に危害を加えてはならない。
また,その危険を看過することによって,人間に危害を及ぼしてはならない。
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第二条
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ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。
ただし,あたえられた命令が,第一条に反する場合は,この限りでない。
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第三条
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ロボットは,前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり,自己をまもらなければならない。
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この法は,「ロボット=奴隷」法である。
実際,「ロボット」を「奴隷」に置き換えるだけで,「奴隷」の簡潔な法を得る。
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