需要がいくらでもあるものの漁は，乱獲になる。 そして，とれなくなる。 
タラバガニは，北海道の沿岸であればどこでもとれる，というものではない。 オホーツク 158トン，十勝 11トン，根室7トン，釧路３トン，渡島 (函館の在る所)３トン，胆振２トン，となる。 「タラバ人気」に応えていくことになった函館は，タラバガニを他からかき集めることになる。 とれている間は，メディアもいっしょになって盛り上がる。 ＜いっしょに盛り上がる＞が，同調圧力になるからである。 こうして，乱獲道を突き進む。 以下，乱獲と不漁の関係を，グラフで示す： |
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『2021年 北海道水産現勢』「累年」の中の数値から，漁獲量の年次推移のグラフを作成。
数値の単位は，トン。 |
