Up 東京一極集中 : 年齢構成と外国人比率 作成: 2023-03-28
更新: 2023-03-28


    首都東京は,人口の年齢構成と外国人比率において,地方と対照的になる。
    以下は,江東区と秋田県の対比である。

      表とグラフは,つぎのデータの数値から作成:
      • 2020 (令和2) 年 国勢調査
          表番号 2-3「男女,年齢(5歳階級及び3区分),国籍総数か日本人別人口,平均年齢,年齢中位数及び人口構成比[年齢別]─全国,都道府県,21大都市,特別区,人口50万以上の市」

「40歳未満」「20代」の数値の下の「○%」は,総数に対する割合。
豊島区
  総数    日本人   外国人 
総数 301,599 272,053 29,546
0〜4歳 9,739 9,116 623
5〜9歳 8,835 8,377 458
10〜14歳 7,915 7,572 343
15〜19歳 9,057 8,129 928
20〜24歳 22,378 16,671 5,707
25〜29歳 29,010 23,238 5,772
30〜34歳 26,586 22,770 3,816
35〜39歳 24,343 22,171 2,172
40〜44歳 23,861 22,267 1,594
45〜49歳 23,713 22,491 1,222
50〜54歳 20,852 19,838 1,014
55〜59歳 17,366 16,530 836
60〜64歳 13,868 13,391 477
65〜69歳 13,134 12,771 363
70〜74歳 15,044 14,883 161
75〜79歳 11,340 11,242 98
80〜84歳 8,711 8,639 72
85歳以上 10,310 10,209 101
40歳未満 137,863
(45.7 %)
118,044
(39.1 %)
19,819
(6.6 %)
20代 51,388
(17.0 %)
39,909
(13.2 %)
11,479
(3.8 %)
秋田県
  総数    日本人   外国人 
総数 959,502 950,192 9,310
0〜4歳 25,271 25,203 68
5〜9歳 31,304 31,254 50
10〜14歳 36,098 36,062 36
15〜19歳 36,339 36,238 101
20〜24歳 29,192 28,644 548
25〜29歳 31,955 31,465 490
30〜34歳 38,607 38,205 402
35〜39歳 48,498 48,106 392
40〜44歳 58,249 57,897 352
45〜49歳 62,497 62,151 346
50〜54歳 58,055 57,699 356
55〜59歳 64,453 64,230 223
60〜64歳 72,842 72,722 120
65〜69歳 83,852 83,743 109
70〜74歳 84,106 84,032 74
75〜79歳 60,499 60,453 46
80〜84歳 56,433 56,416 17
85歳以上 72,678 72,645 33
40歳未満 277,264
(28.9 %)
275,177
(28.7 %)
2,087
(0.2 %)
20代 61,147
(6.4 %)
60,109
(6.3 %)
1,038
(0.1 %)


つぎは,上の表の日本人と外国人の数値をグラフにしたもの。
青が日本人で,赤が外国人。
年齢構成のパターンを比較しやすいように,豊島区の縮尺を秋田県の3倍にしている。

豊島区
                                   
0〜4歳 
5〜9歳 
10〜14歳 
15〜19歳 
20〜24歳 
25〜29歳 
30〜34歳 
35〜39歳 
40〜44歳 
45〜49歳 
50〜54歳 
55〜59歳 
60〜64歳 
65〜69歳 
70〜74歳 
75〜79歳 
80〜84歳 
85歳以上 


秋田県
                                   
0〜4歳 
5〜9歳 
10〜14歳 
15〜19歳 
20〜24歳 
25〜29歳 
30〜34歳 
35〜39歳 
40〜44歳 
45〜49歳 
50〜54歳 
55〜59歳 
60〜64歳 
65〜69歳 
70〜74歳 
75〜79歳 
80〜84歳 
85歳以上 


    豊島区では,<15〜19歳>と<20〜24歳>の間のギャップが顕著である。
    このギャップは,若者の流入を表している。
    秋田県にも,<15〜19歳>と<20〜24歳>の間にギャップがある。
    こちらの方は,落ち込みのギャップであって,若者の流出を表している。