Up 自分中心座標 作成: 2020-09-29
更新: 2020-09-29


    空に見える太陽を定位したい。
    これは,<太陽の方向>の定位である。
    どう定位する?
    主題は,「表現枠」である。


    枠は,(2) 原点の自分と,(2) 自分の立つ地平面と,(3) 自分が端点の地平面上の半直線を基準線として固定したもの,である。


    太陽を地平面へ垂直に投影し,自分とこの投影点をつなぐ直線が基準線となす角度を求める。
    これは,太陽の天球経度を求めていることになる。

    自分が立つ地平面からの太陽の仰角度を求める。
    これは,太陽の天球緯度を求めていることになる。

    この二つで,自分に対する太陽の位置を表現できたことになる。
    経度と緯度で定位するこの方法は,「極座標」である。


    「太陽の方向」に対し,太陽の経度を「太陽の方角」と言うことにする。
    自分を基準にした<太陽の方向>の定位は,<太陽の方向>を太陽の方角と高度で表現するというものである。