Up | 経度余弦方程式の解判定 | 作成: 2020-09-15 更新: 2020-09-20 |
この経度を,b(τ) と表すことにする。 例:正午(夜)の場合
b(τ) は余弦方程式の解として計算され,解はつぎの3通りになる: 2つの解α,2π−α の場合,どちらが b(τ) であるのかの判別が問題になる。 実際,α が0, π に近いときは,見た目では判別できない。 日出の場合 2つの解のどちらが適する解であるかの判別は,以下がこれの方法になる。 はじめに, \[ cos( b(\tau_0) ) = 1 \\ cos( b(\tau_{\pi}) ) = -1 \] となる \( \tau_0), \ \tau_{\pi} \) を求める。 そして,つぎのように判定する:
(1.1.2) τ> \( \tau_{\pi} \) ならば,b(τ) = 2π−α
(1.2.2) τ> \(\tau_0 \) ならば,b(τ) = α (2) π < b(0) < 2π のとき
(2.1.2) τ> \(\tau_0 \) ならば,b(τ) = α
(2.2.2) τ> \(\tau_{\pi} \) ならば,b(τ) = 2π−α |