Up 標準時仕様 作成: 2020-10-07
更新: 2020-10-08


    日時計作成コンピュータプログラムからは,つぎの表が出力される:
影の移動 (公転角度90度, 緯度50度の場合)
 時  南中との
経度差
南中時の影との
角度
7 -75 -78
8 -60 -66
9 -45 -53
10 -30 -37
11 -15 -19
12 0 0
13 15 19
14 30 37
15 45 53
16 60 66
17 75 78

    ここで時刻は,当地の時刻である。
    標準時を用いるときは,標準時とのズレt──標準時子午線の東に当地が位置するときは正値,西に位置するときは負値(註)──を引いて標準時に改める:
 時  南中との
経度差
南中時の影との
角度
7−t -75 -78
8−t -60 -66
9−t -45 -53
10−t -30 -37
11−t -15 -19
12−t 0 0
13−t 15 19
14−t 30 37
15−t 45 53
16−t 60 66
17−t 75 78

     註: 当地時をT,このときの標準時を T0 とする。
    当地と同緯度の標準時地はt後に,太陽に関する当地のいまの位相になる。
    よって,
        T0 +t = T
      ⇒ T0 = T −t