Up 「秋の日は釣瓶落し」作成: 2020-09-27
更新: 2021-11-08


    四季は,つぎの<公転による日中時間の変化>の現象である:
緑色の楕円は,北緯50° の緯線

    実際,上の図の地球を個々に<北極を真上から見る図>に置き換えると,日中時間の変化がよくわかる (全体の俯瞰でこのように見えることはない):

    つぎのグラフは,左が昼夜の時間の年間変化を,右が日出・日入の時刻の年間変化を,それぞれ表したものである:
北緯50° の場合

    日中の時間が短くなるのは夏至から冬至にかけてであるが,変化の大きさは,秋分の前後が最も大きい:
北緯50° の場合
公転角度(τ) 経度 日中時間 (分)
 日出   南中   日入   北中 
0 (夏至) 149 270 31 90 968
5 155 275 36 92 967 -1
10 160 281 41 94 963 -4
15 167 286 46 97 957 -6
20 173 292 50 99 949 -8
25 180 297 54 101 937 -12
30 186 302 58 104 927 -10
35 193 307 62 107 914 -13
40 200 312 65 109 899 -15
45 207 317 68 112 883 -16
50 214 322 71 115 867 -17
55 221 327 73 118 850 -17
60 228 332 76 122 832 -18
65 235 337 79 126 814 -18
70 242 342 81 130 795 -18
75 249 346 83 134 777 -19
80 256 351 86 139 758 -19
85 263 355 88 144 739 -19
90 (秋分) 270 0 90 149 720 -19
95 277 5 92 155 701 -19
100 284 9 94 160 682 -19
105 291 14 97 167 663 -19
110 298 18 99 173 645 -19
115 305 23 101 180 626 -18
120 312 28 104 186 608 -18
125 319 33 107 193 590 -18
130 326 38 109 200 573 -17
135 333 43 112 207 557 -17
140 340 48 115 214 541 -16
145 347 53 118 221 526 -15
150 354 58 122 228 513 -13
155 0 63 126 235 503 -10
160 7 68 130 242 491 -12
165 13 74 134 249 483 -8
170 20 79 139 256 477 -6
175 25 85 144 263 473 -4
180 (冬至) 31 90 149 270 472 -1


    電気照明の無い昔は,太陽が出ている時間は貴重であった。
    ひとは日中時間を無駄にしないために,日出とともに仕事を開始した。
    日が沈んで暗くなるまでが仕事時間であった。
    したがって,日中の時間の長さの変化には敏感になる。
    こうして,「秋の日は釣瓶落し」の感慨になるというわけである。