Up ヒマラヤ造山運動 作成: 2024-04-15
更新: 2024-04-15


    ヒマラヤ山脈の成り立ちについては,つぎが通説になっている:
      昔,インドはアジア大陸から離れていた。
      これが移動してきてアジア大陸に接し,さらにプレスする。
      このプレスによって地殻が隆起し,ヒマラヤ山脈が形成される。
      造山運動の開始は,5000万年くらい前に溯る。
      そしてこれは,いまも続いている。
      ただし隆起は,自重崩壊と均衡する関係にある。

    さて,この隆起のスピードはどれくらいか?
    年に 1mm だと,5000万年では 5万m。
    「隆起と自重崩壊が均衡」を考慮しても,隆起のスピードはせいぜい 1mm/年 くらいか。