Up 二次免疫応答 作成: 2021-06-11
更新: 2021-06-11


    Wikipedia「メモリーB細胞#二次応答と記憶」より
    一次免疫応答中に産生されるメモリーB細胞は、最初の曝露中に関与する抗原に特異的である。
    二次応答では、その抗原または類似の抗原に特異的なメモリーB細胞が応答する。

    メモリーB細胞が特定の抗原に再遭遇すると、それらは増殖して形質細胞に分化し、形質細胞は抗原に反応して除去する。
    この時点で形質細胞に分化しなかったメモリーB細胞は、胚中心に再び侵入して、さらなる親和性成熟を起こすためのクラススイッチまたは体細胞突然変異を受けることができる。

    メモリーB細胞の形質細胞への分化は、ナイーブB細胞による分化よりもはるかに速く、メモリーB細胞は、より効率的な二次免疫応答を生み出すことができる。
    このメモリーB細胞応答の効率化と蓄積は、ワクチンおよびブースターショット(二度目のワクチン)の基盤となる。