Up 医療と農業の同型──生態系の無視・破壊 作成: 2025-03-12
更新: 2025-03-12


体は生態系
土壌学

    ひとは,医療を信仰し崇拝する。
    この信仰・崇拝は,洗脳による。
    洗脳しているのは,医事・薬事利権であり,その手先となった 「専門家」・マスコミである。

      ひとは,簡単に騙され,洗脳される。
      無知だからである。
      無知な者を洗脳するのは,容易(たやす)い。
      「専門」を(かた)ればよい。


    医療は,薬で儲ける。
    薬は,栄養剤と殺菌剤の2タイプ。

    ひとは,「栄養剤」 「殺菌剤」 のことばに騙される。
    体が生態系であることを知らないためである。

    栄養剤・殺菌剤は,体の生態系を壊す。
    栄養剤によって,不要となり減びる生物がある。
    殺菌剤によって,弱り死ぬ生物がある。
    こうして,体にとって必要な生物を無くす。

    現代人は洗浄剤で体をこまめに洗うが,これも,体にとって必要な生物を無くす行為である。


    共棲生物のうちには,免疫に役立っているものがある。
    現代人はアレルギー症であることがアタリマエになっているが,これは大量の薬剤使用によって,体の生態系を破壊しているためである。

    体が必要とする生態系は,さらに居住空間へ延長する。
    ひとは「衛生」「清潔」のことばに騙されて,除菌剤・除虫剤を住まいのあちこち散布・塗布する。
    こうして,必要な生態系をさらに破壊する。

    カビもダニもクモもゴキブリも,生態系の要員である。
    それぞれに役割があることになる。


    ひとは「健康のため」のつもりで薬剤を用いるが,実際はこれは自傷行為である。
    金をかけて,せっせと自傷行為をする。
    そして,医事・薬事利権とこれの手先を務める 「専門家」・マスコミが,この行為を煽る。

    なぜこんなことになるのか?
    薬で儲けようとする者があり,その者は薬を売るために,効用を捏造するからである。

    これは,良い悪いの話ではなく,商いとはこういうものだという話である。
    強いてだれが悪いかを言うとすれば,騙される者が悪い。
    商業主義と民主主義の国の員であるためには,騙されないための勉強が務めになる。
    無知はこの務めを怠っているわけだから,騙される者が悪いのである。


    栄養剤・殺菌剤でひとを騙す医療と同型なものに,農業がある。
    農家は,畑を耕起し,化学肥料を投入する。
    殺菌剤・殺虫剤・除草剤を用いる。
    農家はこれらを,せねばならないものだと思っている。
    即ち,思わされている。

    思わせているのは,農家にこの農法をやらせて儲けようとする企業であり,その手先となった 「専門家」・マスコミである。

    耕起・化学肥料・薬剤は,農業が拠って立っている生態系を壊す。
    耕起は,土壌の物理的破壊。
    化学肥料によって,不要となり減びる生物がある。
    薬剤によって,弱り死ぬ生物がある。

    ただ,耕起・化学肥料・薬剤の農法は,近頃はだいぶ疑われるようになってきた。
    即ち,「農業が拠って立っている生態系の破壊」であることが,知られるようになってきた。
    この点は,薬剤医療の場合と違うところである。
    薬剤医療は「体が拠って立っている生態系の破壊」だが,ひとは依然これを知らないままである。