Up 数学 作成: 2021-09-06
更新: 2021-09-06



    物理学は,自然を決定論で捉えようとする。
    これは,自然を演繹体系に見立てるということである。

    この「演繹」は,数学の演繹ということになる。
    しかしこれは,自然を数学とイコールにしてしまうということである。

    自然を数学とイコールにするのは,倒錯である。
    しかし理論物理学では,この倒錯がむしろ主流になる。
    やることが数学をすることしかない分野だからである。