Up 物体の温度 作成: 2023-05-13
更新: 2023-05-13


    物体の粒子に対しては,「励起状態」とか「エネルギー状態」を想う。
    意味不明だが,ここは目をつぶる。

    一般に,物体の粒子は,それぞれの励起状態が同じではない。
    この「励起度の違い」に対して,「布置の偏り」を適用する。

    即ち,「粒子間で励起度の凸凹が大きい」が,「布置の偏りが大きい」である。
    この状態が,「温度が高い」になる。
    また,「凸凹が無い=励起度がみな同じ」が,「布置の偏りが無い」である。
    この状態が,「絶対零度」になる。


    「励起度の違い」は,どうして「温度」なのか?

    粒子間には,相互作用がある。
    「温度」を考えるときの「相互作用」は,「励起度に違いがある粒子間の相互作用」であり,それは 光子の受け渡しである。
    そして<光子受け渡しの平衡状態>が,物体の温度を意味する。
    ──温度が違うとは,光子受け渡しの平衡状態が違うということである。