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<おもしろい>
作成: 2018-06-25
更新: 2018-06-25
本居宣長『源氏物語玉の小櫛』一の巻
すべて世にあらゆる、見る物きく物ふるゝ事の、さまざまにつけて、うれしとも、おかしとも、あやしとも、をかしとも、おそろしとも、うれたしとも、うしとも、かなしとも、ふかく感ぜられて、いみしと思ふ事は、心のうちにこめてのみは、過しがたくて、かならず人にもかたり、又物にかきあらはしても、見せまほしくおもはるゝものにて、然すれば、こよなく心のさはやぐを、それを聞見る人の、げにと感ずれば、いよいよさはやぐわざなり、
これが,「数学を書く」の意味になる。
「数学がおもしろい」は,作者が書き表そうとした「うれし・おかし・あやし・をかし・おそろし・うれたし・うし・かなし」の事どもが,自分の中に伝わってくる状態である。
数学の「書く」は,マンガの「書く」と同じである。
数学の「おもしろい」は,マンガの「おもしろい」と同じである。
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