Up | 「般若心經」テクスト | 作成: 2008-07-17 更新: 2008-07-17 |
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観自在菩薩 | 観自在菩薩 | くわんじざいぼさつ | |
行 深般若波羅蜜多 時 | 深般若波羅蜜多を行じし時、 | ぎやうじんはんにやはらみつたじ | |
照見 五蘊皆空 | 五蘊皆空なりと照見して、 | せうけんごうんかいくう | |
度 一切苦厄 | 一切の苦厄を度したまえり。 | どいちさいくやく | |
舎利子 | 舎利子、 | しやりし | |
色不異空 空不異色 | 色は空に異ならず、空は色に異ならず。 | しきふいくう くうふいしき | |
色即是空 空即是色 | 色は即ちこれ空、空はこれ即ち色なり。 | しきそくぜくう くうそくぜしき | |
受想行識 亦復如是 | 受想行識もまたまたかくのごとし。 | じゆさうぎやうしき やくぶによぜ | |
舎利子 | 舎利子、 | しやりし | |
是諸法 空相 | この諸法は空相にして、 | ぜしよほふくうさう | |
不生不滅 | 生ぜず、滅せず、 | ふしやうふめつ | |
不垢不浄 | 垢つかず、浄からず、 | ふくふじやう | |
不増不減 | 増さず、減ぜず、 | ふぞうふげん | |
是故 | この故に、 | ぜこ | |
空中 | 空の中には、 | くうちう | |
無色 | 色もなく、 | むしき | |
無受想行識 | 受も想も行も識もなく、 | むじゆさうぎやうしき | |
無眼耳鼻舌身意 | 眼も耳も鼻も舌も身も意もなく、 | むげんにびぜつしんい | |
無色聲香味觸法 | 色も声も香も味も触も法もなし。 | むしきしやうかうみそくほふ | |
無眼界 乃至 無意識界 | 眼界もなく、乃至、意識界もなし。 | むげんかい ないし むいしきかい | |
無無明 亦 無無明盡 | 無明もなく、また、無明の尽くることもなし。 | むむみやう やく むむみやうじん | |
乃至 | 乃至、 | ないし | |
無老死 亦 無老死盡 | 老も死もなく、また、老と死の尽くることもなし。 | むらうし やく むらうしじん | |
無苦集滅道 | 苦も集も滅も道もなく、 | むくしふめつだう | |
無智 亦 無得 | 智もなく、また、得もなし。 | むち やく むとく | |
以 無所得 故 | 得る所なきを以ての故に、 | いむしよとくこ | |
菩提薩垂 | 菩提薩垂は、 | ぼだいさつた | |
依 般若波羅蜜多 故 | 般若波羅蜜多に依るが故に | ゑはんにやはらみつたこ | |
心 無圭礙 | 心に圭礙なし。 | しんむけげ | |
無圭礙 故 | 圭礙なきが故に、 | むけげこ | |
無有恐怖 | 恐怖あることなく、 | むうくふ | |
遠離 一切 顛倒夢想 | 一切の顛倒夢想を遠離し | をんりいちさいてんたうむさう | |
究竟涅槃 | 涅槃を究竟す。 | くきやうねはん | |
三世諸仏 | 三世諸佛も | さんせしよぶつ | |
依 般若波羅蜜多 故 | 般若波羅蜜多に依るが故に、 | ゑはんにやはらみつたこ | |
得 阿耨多羅三藐三菩提 | 阿耨多羅三藐三菩提を得たまえり。 | とくあのくたらさんみやくさんぼだい | |
故 知 | 故に知るべし、 | こち | |
般若波羅蜜多 | 般若波羅蜜多は | はんにやはらみつた | |
是 大神咒 | これ大神咒なり。 | ぜだいじんしゆ | |
是 大明咒 | これ大明咒なり。 | ぜだいみやうしゆ | |
是 無上咒 | これ無上咒なり。 | ぜむじやうしゆ | |
是 無等等咒 | これ無等等咒なり。 | ぜむとうどうしゆ | |
能除 一切苦 | よく一切の苦を除き、 | のうぢよいちさいく | |
真實 不虚 | 真実にして虚ならず。 | しんじつふこ | |
故 説 般若波羅蜜多咒 | 故に般若波羅蜜多の咒を説く。 | こせつはんにやはらみつたしゆ | |
即 説咒 曰 | すなわち咒を説いて曰わく、 | そくせつしゆわち | |
羯諦 羯諦 波羅羯諦 | 羯諦 羯諦 波羅羯諦 | ぎやてい ぎやてい はらぎやてい | |
波羅僧羯諦 | 波羅僧羯諦 | はらそうぎやてい | |
菩提薩婆訶 | 菩提娑婆訶 | ぼじそはか | |
般若心経 | 般若心經 | はんにやしんぎやう |