Up おわりに 作成: 2018-10-17
更新: 2018-10-17


    このテクストにあるテーマは,手を変え品を変え,これまでずいぶんと論じてきたものである。
    本テクストは,まとめのつもりでつくった。
    もうじゅうぶん,これでおしまい!」というわけである。
    まとめなので,この手のテーマに馴染みの薄い読者には,ずいぶん不親切なテクストになっている。

    読者はまた,このテクストの文体に拒否反応してしまうかも。
    わたしにしても,最初からこんな文体でものを書いてきたわけではない。
    <ロジックの吟味>と<過程を細かく刻む>が相応じ,段々とこうなったようだ。

      それにしても,外観は歌詞ですね ^^;
      カラダがもう,<語る>ではなく,<うたう>になっているということ?


    さて,本論考は,いささかも遠慮がない。
    これは,特長ということになる。
    知るべし:
      現役で論文を書く者は,ひとに気を遣って書くことが義務である。
      退役のくせに論文ごとをやるような者は,ひとに気を遣わないことが義務になる。

    但し,本論考はなにをも批判していないということに,よくよく注意して欲しい。
    本論考を,「天の配剤」を説いていると読まれよ。
    (うつつ)にあるものは,どれも然るべくしてある。
    然るべくしてあるものを批判するのは,阿呆のすることである。